(第三回)全国事業承継推進会議に参加して思うこと

(第三回)全国事業承継推進会議に参加して思うこと

- ビズマ運営事務局

2018年10月29日に全国事業承継推進会議が開催されました(https://goo.gl/Zmr6KG)。国をあげて事業承継の認知度向上、きっかけ作りを後押しするイベントであり、メイン会場でも事業承継における検討開始タイミングが早いことの重要性や、検討に躊躇する事例の共有、それを乗り越えることで実際に承継に至った事例の紹介など、これまでなかなか共有されてこなかった事業承継を取り巻く現状や、当事者の想いがここまで赤裸々に語られる会が開かれるに至ったことを大変感慨深く見ておりました。弊社ビジネスマーケット自身もブースを出展させて頂き、その模様がメディアでも取り上げて頂くなど認知度向上に向けて一歩前進出来たのではと感じた一日でした。

取り組むべき課題はまだまだ多い

市場としての前進を感じる一方で、ブースを訪れて頂いた事業オーナーとお話をさせて頂くと、やはりまだまだ事業承継を前に進めて行くには多くの課題があるなと再認識しました。どうしても事業オーナーとしての想いが熱いこともあり、誰かにご自身が育て上げた事業を渡すということに対して、その対象が親族であれ、第三者であれ、どうしても一歩が踏み出せないというところから抜け出せないように感じました。これまで事業を育て上げるにあたり、多くの経営判断において出来ない理由を考える前に出来るように事業を進めてきたオーナーが、どうしてもできない理由を語ってしまう。「今だ。」と感じれば全てのリソースをかけて、1秒でも早く業務に着手することが王道として、事業を運営してきたにもかかわらず、大切な事業を次世代につなぐ検討の開始タイミングについては、なるべく遅らせる理由を考えてしまっている。という現実を論理的なロジックではなく、心の底から理解して、「よし検討してみようじゃないか」と言っていただける環境作りを我々運営事業者が真剣に取り組んでいかなければならないと改めて思った次第です。

 

共に市場に向き合うものとして

我々のような事業承継を後押しするプラットフォームは、その立上げ数の多さと背景にIT関連企業やそのノウハウを持った方々が推進していることから、雨後の筍のごとく乱立していると揶揄されることも多いですが、この会を通して、同じくブースを出展されていたビズリーチさんとお話をさせて頂く機会や実際に活動されている様子を拝見させて頂き、まだまだ事業者側が足りていない黎明期の市場を大きくしていく同志として、頑張っていかなければと思うと共に、やはりこの市場に向き合うには、中小企業・零細企業を応援するに至った背景や強い想いが無ければ難しく、またその想いがある様子が、チラシを手に多くの方々に声掛けをされるスタッフの方々の真摯な姿勢に表れていることを目の当たりにし、嬉しく思うと同時に、我々も頑張っていかなければと思った次第です。これからも1社でも多くの後世に残すべき企業が存続していくお手伝いをさせて頂ければと考えております。