(第4回)多数ある事業承継プラットフォームの中での違いとは?

(第4回)多数ある事業承継プラットフォームの中での違いとは?

- ビジネスマーケット 表

2019年の年始にあたり、弊社が目指す事業承継・小規模M&Aマッチングプラットフォームとしての特長を表すような案件が掲載に至りましたので、ご報告すると共に、そういった案件に取り組む理由について書きたいと思います。
現在、事業承継や小規模M&Aマッチングをうたうプラットフォームは、弊社も含めて多数存在し、日々市場に参入する企業が増加している状況にあります。以前のブログにも記載した通り、今後多くの経営者の方々が後継者へのバトンタッチを迎える年齢に差し掛かっています。2018年度版 中小企業白書(https://goo.gl/SrVotQ)によれば、経営者年齢の中央値は66歳と20年間で19歳上昇しており、ほぼ毎年1歳上昇のペースとなっております。一般的に事業承継にかかる期間は、5-10年といわれ、我々がお話を聞かせて頂く事業オーナーの方々自身も「後継者に事業を譲るのは、5年か10年先だな」とおっしゃることが非常に多い状況を鑑みると、政府として今後10年間を事業承継の集中期間であるとすることも頷けます。

今すぐはじめるべきことの勘違い

上記のような社会的要請を背景として、事業承継を今すぐ成すべきといった話を耳にする機会も増えてきました。当然ながら、今すぐ引退しなければならない理由がある事業オーナーにとっては、すぐに事業承継そのものをご支援することも必要でしょう。しかしながら本来我々事業承継の活性化、円滑化を目指す事業者は、事業承継が円滑に行われ、事業オーナーにとっても、長年の努力で作り上げた事業を適正な価値で引継ぎ手に渡すための「販路拡大の支援」「コスト削減によるPL改善」といった事業自体の磨き上げをご支援したり、そもそもご自身で後継者を育成し、その成長を共に感じながら、後継者にバトンタッチできるための、候補者やその候補者をサポートするような立場の方の採用を支援するといった「事業承継に至るための準備」こそが、どの企業にとっても今すぐはじめるべきことだと弊社は考えています。

弊社サイトが無料である理由

このような事業承継の準備といった話をさせて頂くと、「随分と成約まで長い話をされるんですね。」といった感想をプロのM&Aアドバイザーや士業の皆様にされますが、それこそが我々がこの事業承継・小規模M&Aのマッチングサイトの利用料を無料に設定している理由なのです。当然ながら事業承継が成功した際に成功報酬を頂くのが通常のプラットフォームの料金体系ですが、そのような料金体系である以上、成約までの期間を短くしたくなるのは当然です。したがって事業オーナーが時間をかけて検討したいという想いとずれていってしまう案件も出てきてしまうようです。そういったズレを無くしたいというのがサイト利用料金を無料でご提供している理由なのです。

事業承継の「準備」をご一緒する案件との出会い

この度、施設の実名を公開しての後継者募集案件として、「長野県飯田市にある化石燃料ゼロハウスの運営責任者の後継者候補募集」(https://bizma.jp/item-detail?00000116)を掲載させて頂きました。当案件掲載にあたっては、運営責任者の方にこのブログで掲載したような通常のプラットフォームにない弊社の特性をご理解頂き、それであればぜひ時間をかけても良い方を探してもらいたいということで実名での掲載を頂くことになりました。このような形で実名を公開頂くことも貴重であると共に、私自身が施設を拝見してその景観の美しさへの驚きと実際に化石燃料を使わずに運営されておられ、多くの学校法人や自治体のセミナーなどにも利用されている様子を伺い、必ず残していくべき事業としてお手伝いをさせて頂きたいとの想いで掲載させて頂きました。ぜひ良い方に引継いで頂くべく、様々な方々のご支援を頂きながら、サポートして参りたいと考えております。