行政のM&Aマッチングプラットホームとは?一覧と特徴解説!

2021年04月20日ビズマコミュニティ 管理者

行政が運営している、M&A、事業承継マッチングプラットホームがあることを皆さんご存じでしょうか。行政が主体として構築しているプラットホームや、行政が民間に発注しているプラットホームなどが、実は存在しています。

自治体がマッチングサイトを運用する意義としては、成約の手数料がかからないので小さい企業の利用可能性が上がる、自治体がやってるので騙されることがないという安心感がある、などが考えられるかと思います。

いくつかは知っているよという方でも、全て知っているという人は少ないのではないかと思います。そこで、それぞれについて、今回まとめてみることにしました。

やまぐち事業承継マッチングサイト

公益財団法人やまぐち産業振興財団が運営するマッチングサイトです。ユーザー登録をすると、トークルーム機能やチャットボットで質問が出来るなど、機能面が充実しています。Q&Aについても充実しています。

また、譲渡希望案件は11件程度掲載されていて、後継者希望は45件程度載っています。譲渡希望案件は、飲食店など小売りが多めになっています。非公開の案件やユーザー登録をしたら見れる案件があるかは、オープンサイトからはわかりません。

マッチング後については、コーディネーターが対応し、サイトに関連しない相談については、山口県事業承継・引継ぎ支援センターを紹介しているようです。

基本的に無料で利用することが可能で、DDなど専門家の利用をする場合には費用が発生するという形だと思われます。

BIZBATON

米子商工会議所・境港商工会議所が共催で運営しているマッチングサイトです。

ユーザー登録などはなく、無料相談をすることでデータが登録され、BIZBATON側からマッチングの提案などをしていく流れになるようです。よって、譲渡、譲受希望者が直接やり取りをするということがないので、山口県のようにトークルームなどの機能はありません。

譲渡希望案件は5件掲載されていますが、非公開案件もあると記載されており、無料相談をすれば問い合わせが出来るとなっています。譲受希望案件は9件です。

マッチングとトップ面談までを商工会議所のコーディネーターが行い、その後引継ぎ支援センターに橋渡しをするという流れでマッチング支援を行っています。

山口県と同様、基本的に利用は無料ですが、マッチング後の手続きで専門家支援を受ける場合は、費用がかかるようです。

札幌市事業承継ポータルサイト

札幌市が運営する事業承継マッチングサイトです。弊社、事業承継マッチングプラットホームの「BIZMA」がサイト構築を行っています。

現状、ユーザー登録などはなく、譲渡希望案件を見て、譲受希望者が問い合わせをする形式となっています。

山口県やBIZBATONと違う点としては、案件のステータスが表示されている、案件の閲覧数が表示されている、法人や案件情報がかなり詳しくのっているという点が挙げられます。情報量が多いので、案件を問い合わせする側からすると、問い合わせがしやすくなると考えられます。

現状11件の案件が掲載されており、うち6件が交渉中、5件が受付中になっています。利用料は無料となっています。

ニホン継業バンク

ココホレジャパン株式会社が運営するプラットホームです。自治体がニホン継業バンク上にページを開設して、地域の後継ぎ募集情報や、事業譲渡情報を記事化して掲載することが出来ます。

現在は5つの市が継業バンクを開設して、後継ぎ求人や事業譲渡情報を載せています。

単純に案件情報ではなく、ストーリーのある記事として情報を載せて、事業者の想いを伝えています。

全般的に数は少ないですが、普通のオープンプラットホームには載っていないような案件情報があるので、譲受希望者やM&A支援者の人たちはチェックしてみてください。